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ひざの痛み

目次
  1. 変形性膝関節症
  2. 半月板損傷
  3. 偽痛風

変形性膝関節症

膝関節が、年齢や使いすぎ、そのほか外傷(ケガ)などの原因により変性した状態です。最初に軟骨がすり減り、進行すると骨まで変形します。

症状は、膝関節の痛みと腫れなどです。初期は、動きはじめの痛みが特徴的で、長く座っていて急に立ち上がるときや、階段の下り、歩きはじめに痛みが強く、動いていると少し痛みが軽減することが多いようです。

進行すると歩行中もずっと痛みを感じるようになり、関節の曲げ伸ばしに制限が生じたり、夜間に寝ている時も痛みを感じるようになります。

治療としては、まず肥満傾向の方は、少しでも体重を減らすことが大切です。
最も大切なのは、関節周囲の筋力を鍛えて関節を守る筋肉のサポーターを作ることです。
さらに、関節の動く範囲を維持するストレッチも、無理のない範囲で継続してやりましょう。

痛みが強いときは、消炎鎮痛剤の飲み薬や、湿布を使います。
また、ヒアルロン酸の潤滑液を関節内に注射します。
サポーターなどの装具も使用すると効果的です。

これらの、保存的治療でも痛みが軽減しない場合は、手術治療をお勧めする場合があります。
手術には、骨切り手術や人工関節置換術などがあります。

半月板損傷

膝に体重がかかり、ひねったりしたために膝関節の内側・外側にある半月板が断裂することがあります。

10~30歳の方ではスポーツなどで損傷することが多く、40歳以降では立ち座りの動作や階段の上り下りなどの際に軽微な外傷で生じることがあります。

膝の屈伸時に痛みを生じ、関節が完全に伸びないことや曲がらないこともしばしばあります。
さらに歩行中に、「がくっ」と膝が折れたり、「がきっ」と膝が引っかかったりすることもよくあり、これは半月板損傷の特徴です。

治療は、まず膝関節を安静にし鎮痛処置をします。関節内血腫や関節液が貯留しているときは適宜、穿刺吸引します。

半月板の中心部の断裂の場合、小さな傷であればリハビリなどで症状が治まることも多いのですが、断裂が大きいときは内視鏡(関節鏡)を用いて部分切除もしくは縫合を行います。

保存的に治療するにしても、手術するにしても、大腿四頭筋などの筋力トレーニングがとても大切です。

偽痛風

60~70歳以上の方に多く、痛風様の急性関節炎を起こす病気です。

痛風性関節炎は関節に尿酸ナトリウムの結晶が析出しますが、偽痛風ではピロリン酸カルシウムの結晶により関節炎が誘発されます。

発熱や全身倦怠感などの全身症状を伴うこともあります。
最も多くみられるのは膝関節ですが、痛風に比べて手・足・肩などの大きな関節に多い傾向があります。

原因はわかっていませんが、誘因のないこともあれば、外傷、外科手術や脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病気に惹起されることもあります。

治療は、急性の炎症が強く関節液が多いときは、関節液の吸引穿刺とともにステロイドホルモンを関節内に注入すると効果が高いです。

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