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よくあるご質問

目次
  1. ケガをしたときは、冷やした方が良いのですか?
  2. 慢性の痛みが続いています。温めた方がよいですか?
  3. 冷湿布と温湿布の使い分けを教えてください。
  4. 関節の水を抜くとクセになりますか?
  5. サプリメントを飲めば、すり減った関節軟骨は増えてきますか?
  6. 変形性膝関節症にヒアルロン酸の関節内注射は効きますか?
  7. ストレートネックと診断されて心配です。
  8. 背中が曲がっていると言われたのですが・・・。

ケガをしたときは、冷やした方が良いのですか?

打撲や捻挫などのケガをした場合、最初は腫れて内出血をし炎症を起こしている状態なので、冷やすことが必要です。

ただし、氷を直接患部に当て続けて冷やしすぎるのは凍傷になる危険もあって、よくありません。

冷やす時間はケガの程度で様々ですが、目安としては、10分~20分冷やしては、30分~40分冷やさない時間を作ります。

これをしばらく繰り返します。

慢性の痛みが続いています。温めた方がよいですか?

急性期と慢性期、その間の亜急性期の定義は必ずしもはっきりと決まってはいません。

3か月以上続く腰痛は「慢性」と定義されていますが、打撲や捻挫の場合は3~4週以降を慢性期と考えてよいと思います。

慢性期には、患部を温めながら、筋肉や関節をゆっくり縮めたり伸ばしたりと、ストレッチすることがとても大切です。

急性期は冷やして安静、慢性期は温めて運動・ストレッチと覚えてください。

冷湿布と温湿布の使い分けを教えてください。

湿布の主成分は、痛み止めの飲み薬と同じフェルビナク・ロキソプロフェン・ジクロフェナクなどです。

これに水分を含んでメンソールで清涼感を感じるようにしたものがパップ剤で、カプサイシンを含んで皮膚の血管を開き温かくするものが温湿布です。

パップ剤・温湿布ともに、痛み止めの効果はありますが、ケガの急性期にはパップ剤を、慢性期の痛みには温湿布をお勧めしています。

また、冷感や温感のない消炎鎮痛剤のテープ剤も効果があり、こちらのテープ剤は急性期にも慢性期にも処方しています。

関節の水を抜くとクセになりますか?

関節の水を抜くとクセになるというのは迷信です。

関節液はもともと少量ながら、正常な関節内にも存在します。
これに対して、関節に水がたまるのは、変形性関節症などによって関節の炎症が強いときです。

関節の水が多ければ関節が腫れて曲げにくいし、関節包などの軟らかい組織が伸びてしまうので、たまった水は適宜抜けばよいのです。

ただし、水を抜いても炎症があれば、また関節液がたまります。
クセではありません、炎症が続いているからです。

サプリメントを飲めば、すり減った関節軟骨は増えてきますか?

サプリメント、いわゆる栄養補助食品が健康補助食品と呼ばれる商品が流行っています。
これらは、あくまで食品であり、薬ではありません。

その中で、変形性膝関節症に用いられる、グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸などのサプリメントについて、本当に効果があるのかと聞かれることがあります。

これらは、もともと関節軟骨や関節液の成分で、大きい分子です。そのため、腸から吸収されるためには、一度小さな分子(アミノ酸)に分解される必要があります。

吸収される際に、アミノ酸が食べ物由来なのかサプリメント由来なのかは関係ありません。
つまり、サプリメントの軟骨成分がそのまま関節に運ばれて軟骨を修復するわけではないのです。

これに対して、病院やクリニックで行うヒアルロン酸の関節内注射は、関節内に確実に届き、変形性膝関節症による痛みに効果があります。

変形性膝関節症にヒアルロン酸の関節内注射は効きますか?

変形性膝関節症や、肩関節周囲炎いわゆる五十肩の治療にしばしば用いられる注射薬にヒアルロン酸があります。

もともと、皮膚・目・関節軟骨や関節液に含まれる成分で、とてもねばり気のある無色透明の液状の薬剤です。

「関節軟骨の表面を保護して炎症も鎮める」「関節の潤滑剤として働く」「関節軟骨の栄養になる」などの効果があります。
これを膝関節や肩関節に、週1回5週間ほど注射し、それ以降は2週間以上間隔をあけて続けることもあります。

痛みがほとんどなくなれば、一旦ヒアルロン酸の関節内注射を中断しても大丈夫です。
しかし痛みがある場合は、やはりヒアルロン酸の関節内注射は回数を減らしてでも続けた方が効果を期待できます。

ストレートネックと診断されて心配です。

レントゲン検査で頚椎は側面からみると前に少し反っているのが生理的な弯曲といわれ、まっすぐだったり、後ろへ反っていたり、S字カーブを描いていると、ストレートネックと診断されることがあります。

しかし、実際に多くの患者さんのレントゲン写真を見ると、前に反っていない人はかなりの割合でおられます。
頚椎の曲がりと肩こりの起こりやすさには関係がないとの報告もありますから、あまり心配しすぎる必要はないと考えます。

背中が曲がっていると言われたのですが・・・。

年齢とともに人間の背中は曲がってくる傾向にあります。
これは骨粗鬆症などが要因となって、脊椎の圧迫骨折が転倒で生じたり、あるいは知らない間に1か所ないし数か所に圧迫骨折が生じ、背中が前に曲がり始めると同時に、椎間板の前方部分が縮んでくるため、起こってきます。

背中が曲がってくると、上半身を後ろから支える脊柱起立筋が疲労しやすくなります。また、肺や胃などを圧迫して肺活量が低下し、逆流性食道炎を生じたりします。
そうすると、息切れがしやすくなったり、胸やけがするなどの症状がでます。

骨粗鬆症があれば、薬での治療が必要です。
背中が曲がってきたと感じた時には、整形外科を受診して骨密度を測定してもらうことをおすすめします。

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